現在の鳥と同様に空を飛ぶのに適した左右非対称の風切り羽を持ちながら、恐竜と同様に歯や尻尾を持った面白い生き物。
最古の鳥類として「鳥の始祖」というまんまの名前が付けられた始祖鳥ですが、後の研究で彼らは「現在の鳥」にはならずに絶滅してしまったことがわかりました。
実は鳥にも何種かいて、その中で始祖鳥とは別の種が現在大空を羽ばたいているんですね。
始祖鳥を含む鳥類は、恐竜の中の「竜盤類」の中の「獣脚類」に分類されます。
その中の、さらにどんな位置付けになっているのか見ていきましょう。
鳥に近いほど（この図で言うと下に行くほど）平均的に体が小さい種になります。
その中でもティラノサウルスは例外的に大きな恐竜なんですね。
映画で有名なヴェロキラプトルは、もうほとんど鳥です。
始祖鳥は名前の通り最初の鳥類ですが、残念ながら恐竜時代の途中で滅んでしまいました。