カスモサウルス亜科

このフロアに展示されている角竜達は、ほとんどが「ケラトプス科」というグループで、ケラトプス科はさらに２つのグループに分けることができます。

「カスモサウルス亜科」と「セントロサウルス亜科」です。

カスモサウルス亜科は、角竜の最終進化系であるトリケラトプス（上図左下）も属するグループで、目の上の2本の角（上眼窩角）が特に大きく発達していることが特徴です。

フリル自体は大きいですが、その周囲のトゲ（ホーンレット）は比較的シンプルなものが多いですね。

単体で化石が見つかることも特徴で、これらの恐竜は群れを作らずに単独で行動していたと推測されています。

顔の骨に同種のツノによると思われる傷跡が見つかったことから、これらの恐竜は気性の激しい攻撃的な性格だったのかもしれません。