今から6550万年前、現在のメキシコの位置に巨大な隕石が落下。
その影響で鳥類以外の恐竜(非鳥類型恐竜)は全て絶滅してしまいました。
ところが、ここに展示されているアラモサウルスは6480万年前の地層から見つかたのです。
なんと、あの巨大隕石落下から70万年もあとの時代になります。
これが本当であれば、アラモサウルスは隕石落下では滅びず、その後も生きながらえたことになります。
6550万年という途方もない時間に対して、70万年という数値は「誤差」だと言う意見があります。
だとすれば、やっぱりアラモサウルスは隕石落下時に絶滅したのでしょうか。
逆に「アラモサウルス以外にも生き延びた恐竜はいる」という意見もあります。
そもそも隕石が落下した瞬間に全ての恐竜が滅んだ訳ではありません。
隕石の影響による環境の変化で少しずつ滅んでいきました。
ってことは、まだ見つかっていないだけで、隕石落下後の地層に恐竜の化石が眠っている可能性は0じゃないですよね。
ところで、シーラカンスという魚をご存じでしょうか。
恐竜が誕生するずっと前のデボン紀に誕生し、恐竜と一緒に絶滅したと思われていた魚です。
しかし1938年に現代のアフリカの海で発見されました。
その後、インドネシアでも発見されいます。
隕石で絶滅したと思われてたシーラカンスは、現代まで生き延びていたのです。
ということは、恐竜だってもしかしたら……?